エニアグラム  
2006.07.30.Sun / 20:17 
「9つの性格」で自分がわかる、相性がわかる!―エニアグラムで人生はうまくいく! 「9つの性格」で自分がわかる、相性がわかる!―エニアグラムで人生はうまくいく!
ヘレン パーマー (2004/10)
三笠書房
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 それでは次に書評するのは「9つの性格」で自分がわかる、相性がわかる!―エニアグラムで人生はうまくいく! ヘレン パーマーだ。
 他者認識というものが、人間の最も人間らしい特徴だといえる。自分以外の他者にも、自分と同じく自意識、プライド、野心、性欲、コンプレックス、葛藤が存在すると認識し、その認識を尊重し、共存共栄の行き方をするべきだが、それが青年期の人間にとっての必要なステップアップなのだ。
 その点で言うと、恋愛というのはそういう他者認識の機会として絶好なのだ。同性同士の付き合いだけなら喧嘩すればそのまま喧嘩別れで人生を別々に行くという選択も出来るが、異性となると話は別で、その中で(人間が自分の限界を悟る最も頻繁な機会だ)自分では成す術のない他者というものを認識し、成長していくのだ。
 そうやって男女が結ばれるとは奇跡なのだな。
 だが、述べたとおり、恋愛はとても甘美で成長を促すと同時に人間にとっても危険なものだ。恋愛によって命を奪われた人間が世に幾ら存在しただろうか?
 文学作品を読むと愛によって命を落としていった無数の人間達の生き様、死に様を見ることが出来る。
 まあ、「愛によって死んでいくなら念願かなったり!」という方は止めはしない。
 だが、「自分がいくらあがいても他者にはなれない」という点を自覚した上で、それでも生きていこうと決意して生きていかなければいけない。
 私もそうした自我の危機に直面し、苦しんだ(あるいは現在も苦しんでいる)が、その他者認識のために役立ったのが、今著作だ。
 エニアグラムでは人間を9パターンに分類している。これは躁鬱・癲癇・分裂の気質と神経質・パラノイア・ヒステリーと掛け合わせたものだ。人間は必ず9パターンのうちの1つに当て嵌まるという。
 そして今著作では、その相性を分析している。
 これはとても役立ったし、現在でも役立っている私の必携ツールの1つだ。
 
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